2008年10月31日

ArduinoにオリジナルOSを載せたくなってきた。

Arduinoの欠点として、電子部品を自分で調達しなければならない点があります。
初心者が秋葉原とかに行って、独自に電子部品を調達するのは非常に困難だと思います。
できれば、通販などで買ってきてポン!がいいですよね、きっと。
フィジカルコンピューティングで足かせになっているのが、この点だと思います。

そこで、メインストリームから外れるのかも知れませんが、買ってきてポン!を実現するOSを作ってみたくなってきました。もちろん、I/Oはモジュール化して、プラグ&プレイで簡単に動かすことが出来ると思います。
こういうイージーなシステムを望む人がどのくらいいるのか?
そこそこのボリュームなら商品化も考えたいと思います。
とりあえず、11/8のMake:Tokyo Meetingでは間に合いませんが、春のMeetingあたりで出展してニーズを探れれば、と思っています。

2008年10月29日

ArduinoのEthernetシールド調査その3

結構、このW5100チップはアクセスしていなくても熱くなりますね。
データシートを見ると10Base-Tで138mA以上流れるようです。
これじゃ、電池で動かすことは考えられないですね。
ColdFireでもかなり熱くなっていたのですが、Ethernetの通信では省電力は難しいんですかね。
ちょっとEthernetのことは詳しくないので、よくわかりませんが。

2008年10月28日

Arduinoか・・・

Arduinoですね。
Ardiunoだと思ってました。お恥ずかしい。。。
なので、他のブログもスペルを直しました。とほほ。

2008年10月27日

ArduinoのEthernetシールド調査その2

例のSDカードの未サポートの件ですが、これはたぶん、Ethernet+TCP/IPチップとSDカードのセレクタが排他になってしまうんですね。SPIで数珠つなぎにするには、/SS端子(つまりセレクタ)を別個にしないと両方が反応してしまって、SPIバスがメチャクチャになってしまいますもんね。

Arduinoからはそんな風に別個にする端子は設定されていませんから(技術的には可能だが、仕様的に不可能)、同時にはどちらかしか使うことが出来ないわけです。特にArduinoの回路図を見ると/SSをプルダウンとかしていないので、AVRのSPIモジュールでセレクタアサインを決めているはずです。AVRのSPIモジュールの仕様をまだ確認していませんが、/SSをハードウェアで自動アサインする仕様だとすると、もうダメです。/SSを手動アサイン出来るなら、別ポートを片方に割り当てることは出来ますから、同時動作の実現可能性は出てきます。

そこの割り切りの意志決定がArduinoサイドで出来ていないんでしょう。

自分でやっちゃうのも手ですが、レイアウト図が公表されていないので、パターンカットが出来ません。
手詰まりだぁ・・・。

2008年10月26日

ArduinoのEthernetシールド調査その1

このArduinoのEthernetシールドにはSDカードスロットが付いているんですが、"NOT SUPPORTED"のシールが貼ってあります。っていうことは、動かないと言っているわけです。どういう理由で動かないのかが興味あります。ぜひ有効にしてみたいですね。だって、WEBサーバに最適な構成だからです。

Ether+TCP/IPチップ(W5100)とSDカードスロットがたぶんSPIバスでつながっていると思われます。オープンソースの割には、このシールドは回路図が公開されていません。なので、基板を調査しなければわからないのがしんどいです。少なくともW5100はSPIに繋がっています。なぜなら通常のバス接続がAVRでは出来ないからです。SDカードスロットもこういうマイコンにつなぐ場合、一般的にはSPIですので、きっとそうなっているのだろうと推測できるわけです。

もしかして、W5100がマスター(SCLK発信元)だったりしたら、SDカードスロットはAVR側をマスターにしたいから、SPI数珠つなぎは出来ません。が、W5100のデータシートを見ると、INT(割り込み通知)端子はあるし、SCLKは入力ですので、必ずAVRがマスターになるはずです。であれば、SDカードスロットとの数珠つなぎは可能なはずです。
単に、まだSDカードドライバの設計が間に合ってないだけなのかも知れません。そうならば、待てばいいだけです。もしくはTCP/IP通信とSDカードアクセスの同時アクセスパフォーマンスがうまく発揮できないのかも知れませんが、そこそこW5100にはバッファ(最大送受信8kバイトづつ)がありますし、なんとかなるんじゃないかな?というのが実感です。
やっぱ、設計中というステータスなんだと思います。FAT12/16のドライバを作っているんでしょうねぇ。

ただし、現状のArduinoのIDEで作るソフトウェア構造(setup()とloop()だけの記述)だと、うまくプログラミング出来るかどうかは、ちょっとよくわかりません。マルチタスクとか、うまく割り込みをハンドリングしたりとか、色々工夫しないと難しいかも。

オリジナルArduinoOSを作ってしまうのも手かも知れませんが、それってメインストリームからはずれてしまうからなぁ・・・。悩ましい。

ん、よくわからないけど、Arduinoは(見た目)C++言語なのかしら。もしクラス実装ならば、これを継承すれば、ラッパーOS的なものはつくれるのかもしれないなぁ。もうちょっとArduinoを勉強しないと何とも言えないけど。

2008年10月25日

Arduino、もう来ました。


スイッチサイエンスさんの発送メールが来たと思ったら、その1時間後にはゆうパックでもう到着です。対応が早くて、誠意を感じられるので、スイッチサイエンスさんはお奨めですよ。
で、あまり時間もなかったのですが、ちょっとだけいじってみました。
Ethernetシールドをいっしょに買ったので、telnetでサンプルプログラムを動かしたら、確かに簡単ですね。なるほど、これはイージーです。勉強になります!
Arduinoは、専用IDEがあるお陰で、コンパイル→ダウンロード→実行が非常にスムーズです。
普通の組込みシステムじゃ、こんなに簡単に行きませんよ!
この気軽さがヒットの理由ですね。また、少しいじってみようと思います。

あ、そうだ、このボードで一番感激したのは、裏面にイタリアの地図がシルク印刷されているところです。これがイタリア人のセンスなんですね〜。
写真をiPhoneで撮りましたが、またピンぼけ・・・。すんません。

2008年10月23日

iPhoneで、SBのデコ絵文字を受けると文字化けする件

iPhoneのメーラで、少なくともソフトバンク携帯のデコ絵文字が入ったメールを受信すると文字化けするようです。auの絵文字で文字化けする、という情報はネット上に見受けられるのですが、ソフトバンクでも同様というのは見つかりませんでした。
はっきり言って、致命的なバグだと思います。
次のOS2.2では治ってくれるのでしょうか?
嫁さんがよくデコ絵文字を使うので、ほんとに何とかして欲しいです。
普段はGmail宛に出してもらっていますが、いちいちSafariで見るのもいやだし、そもそもi.softbank.jp宛のメールではこれは出来ないですし。
とりあえず、嫁さんにデコ絵文字を使うのを止めてもらうしかないか・・・。orz

マインドマップって、ほんとにいいです。

マインドマップは、自分の考えているイメージを図に展開できる、使いやすいツールです。
私の場合は、Macなので、Freemindというフリーウェアを使っています。
メインテーマから、蜘蛛の巣状に自分の考えていることを広げていくことで、頭の中にあるモノが非常にスッキリと見えてきます。

今度のMake:Meetingでプレゼンをするので、そのベース資料としてこのマインドマップを利用しましたが、マックのハンバーガーを食べながら、わずか2時間弱でプレゼン内容を整理することが出来ました。
ほんとにいいツールだと思います。物事を整理するときには、ぜひみなさんも使ってみることをお奨めします。
このマインドマップ、iPhone版も出てこないですかねぇ。そうしたらパソコンを持ち歩かなくてもいいのに。

Arduinoを発注してみました。

触ってみたいなぁ、とずっと思っていたArduinoですが、今日、Ethernetシールド(ネットワークアダプタ)といっしょに発注しました。購入先はスイッチサイエンス社です。
Paypalを初めて使ってみましたが、とりあえずうまく決済が降りたようです。

さて、Arduinoはネットワークでも簡単にプログラミング出来るそうなので、かなり楽しみです。以前からブログに書いていますが、これからのマイコンやボードは、ネットワークを意識したモノになっていくはずです。それを実感することが出来るかどうか、乞うご期待。
入手出来たら、またブログで色々と報告してみたいと思います。

2008年10月22日

Googleの携帯、自分なら、

今日、Googleの携帯Android G1が発売されたそうです。
前にも書きましたが、うーん、、、という感じです。
なんていうか、Googleにしては主張が見えないんですよね。今までのサービスをモバイルにして便利にしただけというか。
いや、一般的なスマートフォンもラインナップには必要だとは思います。そこは否定しません。でも、AndroidはiPhoneよりも自由度が高い開発が出来るはずですので、もっと面白いモノが沢山出てきて欲しい。

自分ならどうしたいか?
今まで携帯に許されなかったことがやりたいです。
PCは自由にハードウェアを駆使してアプリを作る自由があるのに、携帯は出来ませんでした。
例えば、特に外部との通信系は全くダメでしたね。Bluetoothやシリアル通信を自由に使えなかったり、ファイルシステムにアクセス出来なかったりします。
こういうことをやらしてもらえれば、きっとそれなりのボリュームの需要があると思います。
携帯のメリットはどんなところでもネットにつなぐことが出来ることです。だから、携帯をゲートウェイにする利用方法にすごく魅力を感じます。いつでもどこでもホントのモバイルゲートウェイ。そして、多彩な周辺機器のハブになるようにすれば、かなり面白い。

セキュリティが気になる?
PCだってその程度のセキュリティじゃないですか?なんで、携帯になるとそんなにカリカリするんですかね。個人情報の蓄積はPCだって同じくらいですよね?それとも余計な課金が発生することを恐れている?みんな、自分の責任を取りたくないんですよね、きっと。寂しいなぁ。
そこをクリアして、みんなが使いやすくするのが技術ってもんじゃないですか!

ま、そんなことを考えているのでした。

新MacBookProを見てきました。

銀座のアップルストアで、新型のMacBookProを見てきました。
閉じたときのルックスはかなりかっこいいです。
全体的に薄くなっていますし、エッジも丸められているので、非常にコンパクトに見えます。
持った重さはそんなに変わらないかなぁ。コンパクトに見えた分、意外に重かったです。
液晶パネルの縁が黒になったんですが、逆に安っぽく感じました。なんかどこかのWinノートみたい。
キーボードはMacBook系の感じになっていてうらやましいです。実は私のProはキーボードが気に入らないんですよね。爪で押す感じになってしまうのが好きになれないし、かなり奥まで押さないといけない感じなので、"H"や"Y"キーを押すときに親指の付け根がトラックパッドに触ってしまって、カーソルが勝手に動いてしまうことも多く、結構イライラしますので。
ただ、新しいやつはトラックパッド自体がボタンになって(沈み込む感じ)いるんですが、これがイマイチなじめそうにないです。
ま、一長一短で、性能的にも大きな魅力感はないので、買い換えとかは全く考えられませんね。
その次の世代になったときに悩むことになるでしょう。

あ、そうだ、FireWireポートが無くなっているので、デジタルビデオ持っている人は(ウチもそうですが)困ることになりますよ!

2008年10月21日

これからのマイコンの展望

マイコンってのは、そもそもプアなリソースで構成されるのが当たり前でした。
それは、例えばROMが数10kByteだとか、通信はUARTのみとか、今の時代から言うとMS-DOSレベルの化石的扱いです。

しかしながら私の考えですが、これからのマイコンはもっとネットワークを意識したモノになっていくと思っています。
つまり、TCP/IPとファイルシステム、HTTPサーバの機能が簡単に使えるようなマイコンが出てこないとこれからのユビキタス時代には役割不足だと思うのです。
マイコンがネットにつながる時代はすぐそこ、なんてのを通り過ぎて、すでに足を突っ込んでいるんです。このブレークスルーに必要なのは、上記機能に加え、計算能力はそこそこでも、それ相応のメモリで構成されるマイコンが望まれます。ColdFireはなかなかその線を行っていますが、ColdFireのダメなところは、TCP/IPをサポートしなかったことです。中途半端ですねぇ。MAC/Etherの上にはTCP/IPしか事実上ないでしょ?じゃ、サポートしましょうよ。

TCP/IPスタックを入れるためにわざわざ貴重なメモリを使いたくないですね。幸い、Ether+TCP/IPハードウェアチップはすでに存在していますから、マイコン内蔵にしてしまうのは可能です。
後はファイルシステムとHTTPサーバです。ファイルシステムも疑似で構いません。
それらが揃えられるリソースを持ったマイコンがネットワーク市場をターゲットとして登場したとき、新しい世界が広がること間違いなしです。
あ、そうだ、一つ大きな壁は通信の暗号化ですかね。これはインターネットにつなぐときには必要になってくるでしょうね。暗号化ハードウェアの開発が望まれます。

いわゆるPCでのWEB技術者が、組込みの世界に本当に活躍するのは、もうすぐです。新しいパラダイムが組込みに拡張されることでしょう。

すでにその芽は出始めています。Ardiunoなどのホビー系です。スイッチサイエンス社ではArdiuno純正Ether+TCP/IPハードウェアをオプションで販売し始めていますね。
ホビー系は無邪気に果敢に技術にチャレンジ出来る土壌があるので、ほんとにすばらしいです。

2008年10月18日

シンプルの陰に努力あり。

「シンプリシティの法則(The laws of Simplicity)」という本を読み終えました。
ジョン・マエダというMITの教授が書いたものです。
常日頃、何かと複雑な世の中です。どうシンプルに生きていくのか?はとても重要な課題に思えましたので、読んでみた次第です。

シンプルにしていくには10の法則がある、と、この本は唱えます。私的には10も法則があるのは複雑だと思ってしまいました。せいぜい3つ位にしてもらえればもっと実感が湧くのに。
それに「シンプリシティ」という言葉の定義がないので、「単純」なのか「明快」なのか「切り捨て」なのか、あと3回くらい読まないと著者の意図を理解できそうにありません。(ってことは複雑なんですかね?)実感としては、訳語が直訳的で頭の中に入っていかない感じが強かったので、原書を読んだ方がいいのかも知れません。アメリカ特有の回りくどいユーモアや皮肉が日本語訳としては、ストレートに伝わってきませんでした、残念ながら。
ロジカルシンキング的にMESE(モレなく重複なくズレなく)なのかどうかもよくわかりません。各章の必然性が今ひとつ伝わらないせいです。気持ちが前に出てしまって、論理的になっていない気がします。

デザイナ系の方は、どうもメタファを重視する傾向があると思います。各章のアイコンがそれを物語っています。普通の人が見たらそれは意味不明です。つまりメタファは、それを唱える人の概念が頭に入っていかないと全く意味不明となるのが悲劇です。と、言いながらソフトウェア技術も(オブジェクト指向という意味で)最近はメタファが重要ですけどね。

それはさておき、10の法則のうち、始めの2つはちょっとはそうかなぁ、と思いました。1つは「削減」、もう一つは「組織化」。
「削減」では、SHE(Shrink(縮小)、Hide(隠蔽)、Embody(具体化))というまとめ方でシンプルさを推し進めようとします。裏を返せば、シンプルにするために、バックグラウンドでは複雑になっているものを感じさせずにがんばろう、というのが主題です。それはその通りです。複雑なことを表見にはシンプルにするには、裏方はかなり苦労するからです。だからこそ、すんなり使うことが出来るわけです。
「組織化」は紙一重です。いわゆる「カオス(混沌)」と「コスモス(秩序)」の対比で考えると、「組織化」は、グルーピング(分類)により明確な境界を定義することが出来ますが、その「組織化」が複雑になればなるほど、「カオス」になっていきます。また、「コスモス」のように一意に理解できる状態は、実はホワイトノイズ的な「カオス」状態でも代用出来る気がします。その意味で、消化不良です。

この本では、シンプリシティ(単純さ)とコンプレクシティ(複雑さ)は、それぞれ両輪であると述べてしまっています。とすれば、タイトルのシンプリシティをなぜ選ぶのか?非常に疑問に思わざるを得ません。
この著書は一体何を主張したいのか?かなり消化不良で終わった次第です。
結局、今のところこの答えは出ないのだな、というのが最終的な結論になりました。

ただ、私の実感として、シンプルに見せるためには、裏ではすごく努力をしなければならない、というのがその通りだと思っているのだけは賛同できます。

2008年10月16日

秋の花畑

今日は最高の秋晴れでしたね〜。
秋の花畑と言えば、代表的なのはコスモスですけど、江戸川ではススキとセイタカアワダチソウがこぞって陣地取りです。白と黄色のコントラストがあまりにきれいだったので、iPhoneで写真を撮ったのですが、うまく表現できていませんねぇ。(ちなみに投稿メールを書いていて、3度もメールアプリが落ちました・・・)
すでにキンモクセイは散り始めています。今年は体調を崩したお陰であっと言う間に季節が移り変わって行ってしまいました。

2008年10月15日

どんな会社を作りたいか?

今、自分の会社をどういう風に作りたいか?を検討しています。
とにかく私としては、基本的なスタイルは"Going Concern(継続企業)"で行きたいと思います。

成長することはその次でいいのです。成長による運転資金の行き詰まりにあくせくするよりも、きちんと自らの風呂敷のサイズを知りながら、世の中に継続的に貢献する企業にしたいのです。当然、株式上場などという考えも第一にする気はありません。当面はそんなに大きな資金調達が不要になるはずだからです。

また、売上げや利益にばかり目を向けてしまうのも避けたいです。会計的な狭い視野となり、私の所属する会社のように本来のあるべき企業の姿を忘れてしまうからです。会計にばかり気を向ける会社は、自分を守るのが精一杯、世の中巡り巡ってお金が回っているのだ、と言うことの本質から遠ざかってしまう不幸な会社だと思います。「木を見て森を見ず」と言いますが、木(お金・会計)は知らないともちろんダメですが、森(ビジョン・投資)を見ないと世に貢献する方向性を見誤ります。きちんと世の中に貢献していれば、自然と対価としてお金は回ってくるはずです。

最近読んだ本、「だれかに話したくなる小さな会社」では、その手法はよくある手法で継続企業のあり方を示しています。小さくとも社内外に貢献することできちんとブランドを創造し、認められる企業作りが基本です。

私の感想としては、この本はその手法よりむしろ、いわゆる思想やあるべき姿をうまくまとめた本だと思います。始めはこの本を立ち読みして、中小企業の創り上げ方として新しい手法を提案しているわけではないので、買おうかどうか迷ったのですが、思想的に元気づけられる気がして、結局買うことにしました。その意味で、とてもいい本です。(もちろん、この本で言うところの外向き企業でも十分参考になります!)

こういう企業の姿が自分としても理想です。
その資質に足るアウトプットが出来るか?が課題となることでしょう。

※ちなみに、今所属している会社は、この本によれば外向きの望ましくない会社だと判断してます。(まぁ、前からそう思っているのですけどね。)

2008年10月11日

品質低下時代から、スローメイク時代にパラダイム変換を!

iPhoneの充電アダプタが破損して感電の恐れがある、ということで、今日WEBで交換の申し込みをしました。Appleよ、お前もか。というか、Appleも結構あるんですよね、交換が。しかも、「交換プログラム」という名目がなんか、Appleの責任をぼやかしているようで気にくわない。

ま、それはさておき、最近はニュースで取りざたされているものやら、実生活で遭遇するものやら、品質の低い製品・サービスが横行していますよねぇ。
なぜなんだろう?とふと考えてみたのですが、世の中、みんな売り急いでいるせいではないのか?と。売り急いだ結果、ちゃんとした検証や信頼性が十分に行われずに消費者にまわってしまうのですよね。本来、生産管理の世界でよく言われるのは、QCD、つまり品質、コスト、出荷時期の順番で優先しなければならないのに、実際はDCQの順番になってしまっているのが実態です。消費者・顧客の立場が向上し、メーカー側の交渉力が弱っているからです。うちの会社でも実態はそうです。

で、そこまでは(良くないですが)当たり前のことなんですが、ちょっと思ったのが、なぜ売り急がなければならないのか?の原因はなんなんだ???なんです。
たくさん理由はあると思います。グローバル化、法的圧力、法規制緩和、マスコミの叩き、検証コストの増加、商品ライフサイクルの短期化、機能の複雑化、生活水準の高さからくる消費者の地位向上、新商品アイデアの枯渇化、などなど。
私自身、メーカーの人間のせいもあるのですが、その中の一つの仮説が思い立ちました。
90年代のバブル崩壊に伴う、不景気がその一因であるのではないでしょうか?
構図としては、不景気になる→消費者が買い控える→企業の売上げが立たなくなる→とにかく早く物を売らなければならなくなる→品質が疎かになる、という感じですかね。
自分の実感し始めた時期と、ちょうどこの10数年の製品の行き渡り具合からも、ピッタリ当てはまっている気がします。

で、そこまでは他の人でも予測が簡単に付くでしょうが、実は心配なのが、今回の同時世界株安なんです。これって、バブル崩壊とほぼ同じレベルまで水準が下がるかも知れないわけなんです。と、いうことは、品質についても同じ構造を描くのではないか?ということです。
ならば、今ここで散々品質やモラル低下を叩かれて、せっかくそれが向上したとしても、また同じことを繰り返す可能性があるわけです。
自分としては、そこが非常に憂鬱です。先ほどのQCDのうち、コストと出荷時期を短縮する手法として最も一般的なのが、東南アジアをはじめとする新興国への委託です。中国の品質の低さは言うまでもありません。これをもう一度繰り返すのかと思うと気が重いです。

今こそ、国力を発揮すべきではないでしょうか、そう、"Made in Japan"を。日本のブランドを端的に表している、すばらしいフレーズですね!
この世界恐慌にもつながる株安を脅威から機会に転換して考えませんか?
もっと強くアピールしましょうよ、日本の品質の高さを。

しかも、ここに重要なパラダイム転換を組み込むのです。スローライフならぬスローメイクです。これからの世界が求めるモノは、安全性・信頼性、つまり品質に他ならないからです。
Qに対するCとDはスピードというトレードオフがあります。Qを強みにするにはこのようなパラダイム転換が重要なのです。
あー、なんて魅力的な響きでしょう!スローメイク!!

大丈夫、今の日本はもっとも信頼できる国であることは、日本の銀行がグローバルにM&Aしていることや、円高が証明しています。そこを利用しましょう。特に日本は買い控えはしても、タンス預金や銀行預金は投資能力がないことが幸いして豊富にあるから、なかなかくたばらないはずです。"Made in Japan"のブランドを再構築するチャンスです!!
正に今ここが日本の底力の見せ所だと思います。

もう低い品質は沢山です。勘弁してください。

あー、なんかまとまりがないブログだなぁ、と思うのですが、まぁいいじゃないですか。数人しか見ていないブログですし、言いたいことが言えるのもブログの魅力なんですから。

2008年10月9日

映画「アキレスと亀」を見ました。

北野武監督の映画「アキレスと亀」を見ました。夢を持ち続けてそれを貫き通しているのに、なぜ失敗していくのかを見てみたかったからです。
主人公は、全く才能を見いだせないまま、その半生を売れない絵描きに捧げる、というストーリーです。最後はダメ人間の狂気にも近い生き様を映していて、非常にインパクトがありました。あっという間の2時間です。興味のある方は実際の映画を見るべきだと思います。
北野監督の映画を見るのは実は初めてだったのですが、お笑い芸人でもある彼の映画は、シニカルでシュールな世界に満ちあふれていました。

映画そのものの感想などは、見てもらって個々人で思い描けばよいと思いますが、この映画を見た後、主人公の戦略とはなんだったのか?を考えている自分に気がつきました。
彼の絵描きとしての戦略は、模倣戦略です。完璧な模倣画ならまだ売れることもあったでしょうが、単に手法をまねた模倣とでも言いましょうか。そこに付加価値が全くないので、この戦略をとった場合は、価格(価値)を下げた安値競争になっていきます。しかも画商にはこのボーッとした人柄を逆手に取られていいようにもうけさせてあげたようです。
大量生産する商品の世界ならばこういう手法もありえますが(中国がいい例です)、芸術という一品物の世界では、いわゆるB級C級では、悪徳画商以外には全く商売にならないでしょう。

さて、模倣ではなく、オリジナリティにあふれるものを作り出すにはどうするのがよいのか?
1つは、本当に新しい市場(ファン)を創造してしまう能力をそのまま展開するやり方。これは、天性が備わっている必要があるでしょう。
もう1つは、すでにある技法を改良して、新しい価値観を創造するやり方。日本の得意技です。これが主人公に最も近かったやり方だったのかもしれませんが、それすら気づかずに画商の言うことに流されて、彼はそこを怠り、失敗しました。
さらに別の1つは、すでにある技法を組み合わせて、新しい価値観を創造するやり方。今時で言えば、マッシュアップと言えばいいでしょうか?もし、主人公がこれを行えば、ハッピーエンドになって、映画にならなくなってしまいますね。

これらのやり方のいずれを取るにしろ、必要なのは夢とビジョンとポリシーと運になると思います。主人公には、このうち、夢をのぞく3つが欠落していました。そこを丹念に描いたからこそ見応えがあった映画だったのだと思います。
人によって好みの分かれる映画だと思いますが、自分的には見てよかったと思っています。ただ、主人公は決してアキレスではなかったなぁ、というのが実感でした。子供の頃はその可能性があったのかもしれませんが、時を経るにつれ、だんだんそれが踏みつぶされてしまった、という感じなのかもしれません。もし、彼の父の会社が倒産せず、海外に絵画の勉強に行けたなら、どうなっていたのでしょう。そこはとても知りたいところですが。

2008年10月8日

ColdFireボードでProcessingコンテンツサーバを作る。

雑誌Interfaceに付属してきたColdFireボードで、Processingコンテンツサーバを作りました。
ColdFire上には48kバイトしかファイル領域がないのですが、なんとJavaScript版Processingであるprocessing.jsは36kバイトで済むので、これを格納しておいて、JavaScriptでProcessingコンテンツを書けば、ブラウザに表示出来るのです。(JavaScript慣れしてないんで、FireFoxでしか動かないんですが・・・(^^;))
そして、動的に加速度センサの値をAjaxを使って取得すれば、とてもダイナミックなアプリケーションを作ることが出来ます!ほんとに48kバイトも使ってないんですよ〜!!ま、ブラウザ様々なんですけどね。
試しにLシステム(アルゴリズムで構造の成長を記述するシステム)の木を描かせて、センサのX軸で木の大きさ、Y軸で枝分かれ数を変化させるようにしてみましたが、結構おもしろいデモになったと思います。
Interface主催のColdFireコンテストにとりあえず応募しました。Make:Meetingでも持って行こうかなぁ、と思ってます。

やったことはAjaxでデータを取得してProcessingで描く、とたったこれだけなんですが、自分的にはこれはとてつもない可能性を秘めたアイデアになったと思っているんです。WEB世界では当たり前ですが、組込みの世界なのがミソです。このアイデアでは自分ではマイコンのROMにネイティブなプログラムは一切書いていないんです。わっかるかなぁー?わっかんねーだろーなぁ!
近い将来、さらにこれを発展させたアイデアを実現できたらいいなぁ、と思っています。
そうしたら、商品化出来るかもしれませんねぇ!(でもきっと買ってくれるのはオタクかな?)
もしくは、どっかの研究機関で研究させてもらえないかしら。。。

2008年10月2日

お、Ferrariがオートバイを?

と、思ったら、「Ferrari公認」のオートバイなんですね。
一度でいいから見てみたい、「公認」じゃないFerrariが本気で作ったオートバイを。
確かにDucatiもいいんだけれども。

CEATECのひどさと言ったら、聞いてください。

今日、体調もよかったので、幕張メッセで行われているCEATECを見てきました。
もともとあまり期待はしていなかったのですが、やっぱりつまらない内容でした。
なにがつまらないか?
1.いつまでも続いているきれいなコンパニオン頼りの展示。ゲップが出る。
2.他社となにが違うのか、まったくわからない展示。どこも薄いTVはわかった。もっと尖ってくれー!せめて他社製品を横に並べるくらいの勢いを出せよ!予定調和はいらない。
3.デジタルの魅力が伝わらない、説明能力のない、技術独りよがりの展示。デジタル用語を使わないで消費者にアピール出来ないのだろうか?
4.なにより、出品会社数の少なさ。
CEATECはコンシューマ向け家電・AV機器・PC関連展示会なのですよね。
こんな内容では、日本の消費者だけじゃなく海外からも目を向けられなくなりますよ。
すでに存在意義がなくなっているのかもしれません。
がんばれ、ニッポン!(って言いたくないんですが。)

iPhoneはめっちゃ脆弱・・・

先日、ほんの20分間電車に乗っているときに、iPhoneでSafariを使ったら、3回も落ちました。
今日、こないだ無制限にするといったばかりなのにメール保持数を5000通に制限する、というソフトバンクの自分勝手なSMSを受信したとたんにSMSアプリも落ちました。
あー、iPhoneってPCなんですね。このアプリの落ちっぷりと言ったら大した物です・・・。
落ちたからって、パケットは再送受信しちゃうんですから、その課金はAppleが持ってくれないのか知らん?パケット代、返せー!
でも、できの悪い子供ほどかわいいと思う、私はバカかもしれませんね。

2008年10月1日

iPhoneのSafariはJAVAが動かないのね・・・。

JAVAアプレットはiPhoneのSafariでは動かないんですね。
ちょっと残念。
そう言えば、Flashも動かないんだよね。
なんとか動かした方がいいと思うんだけどなぁ。
いつか、アップデートで動くようになることを期待します。

Processing.js恐るべし。

Processingというメディア系プラットフォームのJavaScript版(processing.js:ここのリンクをクリックするとわかります。)をいじってみたのですが、これはすごいです。
コンパクトなのに、ここまでビジュアル化出来るものかぁ。
サンプルを見るだけでも感動。
アルゴリズムで描けるものならば、かなり美しい画像を出力できます。
すばらしいコードをオープンしてくれています。
うーん、久しぶりにL-System(再帰関数的に構造が成長するシステム)とかLifeGame(セルラオートマトン)を思い出すなぁ。
※これを使って今ちょっと面白いものを作っています。これはまだ内緒ね。

coldfireボードさんのバグかな?

SilentCを使ってて、2つくらいバグ(仕様?)を見つけましたので、備忘録かわりに。
1.出力関数系(PrCharとかPrStrとか)をシーケンシャルにコールしても最大15バイトまでしか出力されない。これ、正直言って辛いです。ヌルターミネートを入れて16バイトの固定バッファなんでしょうね。せめてFIFOにして欲しかった。。。絶対これ以上出力できないってことですから。
2.出力関数系(同上)のパラメータにad::GetAd関数を入れると、なぜか'0'が最後におまけで付いてくる。これは明らかにバグですね。ヌル文字に0x30を加えて出しちゃってるのか知らん???とりあえず、一回変数に受ければこれは回避できます(x=ad::GetAd;PrNum(x);っていう感じ)。

SilentCは面白いのですが、やっぱ枯れてない感じですね。仕方ないけど。