2009/05/19

Emerge+開設

Emerge+というサイトを開設しました。
これは自分のものづくり全般を公開するサイトです。
今度Make:TokyoMeeting03に出展するのですが、手始めはその内容を載せています。
それから、このサイトはLaboratory形式を採用していますので、参加したい方はぜひ投稿者になってください。
今後のブログ更新はこちらの方に移っていきますので、よろしくお願いします。
Digital*Makerも統合されます。

2009/04/09

機構熱、再燃。

去る4/4にTheo Jansen展に行ってきました。
数多くのブログがこの展示会について書き込んでいることでしょう。
それくらいインパクトのある展示だったわけです。
だから、この時点で感想を書いても、すでに書き尽くされていると思うので、ちょっと違う視点から書こうと思います。

自分的には、機構というもの(メカニクス)の熱が再燃しているわけです。
Theo氏は、「歩く」という構造の普遍的な機構を編み出しています。
機構の実現には、色々な方法があるので、一意にTheo氏の機構が全てではありません。
そこが、まるでパズルやブロックのような作り手のアイデアの発現の可能性という形で広がっているわけです。

物理的にモノを動かす(例えば、歩くとか。)、というテーマがあったときに、物理的制約の範囲でいかに動きを制御出来るか?を考えるのはとても楽しい時間だと思います。Theo氏とはまた異なった方法で実現することが、Theo氏へのリスペクトとなると考えています。
それも、なるべくシーケンスを機構のみで実現する方向で。
そうだ、わかりやすいのは機械式腕時計ですね。
こいつは究極のシーケンサです。

そんな機構の具現化を、ペーパークラフトで表現しようというアイデアを持っています。
そして、その結果を子供たちに伝達出来たらいいな、と。
ひとつひとつ、機構の部分部分をペーパークラフトで実証していくことで、機構(メカニクス)の面白さが表現できたら、どんなに素晴らしいことでしょう!

そういう夢を持って、色々なモノを作っていくことになります。

※とにかくTheo氏のアプローチはすごい感動があります。もう時間があまりないですけれど、もしまだ見ていない人がいたら、ぜひ見に行くことをお勧めします。
場所は日比谷パティオです。

2009/03/16

Craft的アプローチ

久しぶりのエントリーです。
あいかわらずのTwitter病です。いろいろやっていることはあるんですけど、まとめてブログにエントリーする前にTwitterでつぶやいてしまうもので・・・。

さて今、Craft的な活動が2つほど入ってきています。

ひとつは雑誌の記事に載せる企画で、Arduinoを使ったアプリケーションというお題をもらっているのですが、基板の外側にCraft的な装いを持たせようとしてます。
kinofumiさんの紹介で、とてもすてきな毛糸アーティストの方を紹介していただき、とても面白くてかわいい人形の制作をお願いしています。
「ABEぐるぐる堂」さんという、水戸で活動されている方です。サイトがあればリンクを張るところなんですが、まだ無いようですので、名前だけ挙げておきます。
まさか、自分がCraft的なコラボレーションをするとは思ってもいませんでしたが、とても面白いコラボレーションになりそうな予感がします。
まずは6月にその雑誌のWEBにアップされることになる予定です。

もうひとつは、これは自分のオリジナルアイデアなのですが、Arduinoをペーパークラフトに仕込んでしまう、というものです。ちょっとコミカルな感じのアウトプットになりそうですが、どうなるか。
ペーパーロボット=紙ロボを作ろうとしています。
紙なので、色々工夫しないと、モーターの駆動に絶えられそうにないので、かなり苦労すると思いますが、出来たらとても面白いことになるでしょう。
全体をなるべく小さく仕上げたいので、Arduinoもそうですが、モーターも小さいのを選ばないといけないです。
調べてみると、一般のロボット向けのサーボモーターも見てみましたが、高すぎる。数千円はザラです。唯一秋月電子でバッタみたいに売っているのが800円という感じですが、安定供給できるのかなぁ。普通のDCモーターでは鉄道模型用のが良さそうです。ギアもうまい具合にウォームギアを使っているので、かなり低速で動かすことが出来ます。
あとは、機構をどうするか?駆動に絶えられる設計はどうするのか?2DCADをどうするのか?というところが課題です。

春のMake:Tokyo Meetingに何かしら出展したいのですが、この2つのCraft系もいいかも・・・、と思っています。
自分の時間がどのくらい取れるか、で決まることでしょう。
あー、自分の時間が欲しい。

2009/02/16

自分で作って、自分で消費する



トフラー夫妻の著書「富の未来」で書かれているのですが、これからの時代は情報が充実しているために、消費者が自らモノを生産出来て、それを自ら消費出来る時代になるわけです。
まさに、Makeの時代と言えます。
個々人がそれぞれのニーズを持ち、それを実現出来てしまうのですから、画一的な大量生産のプロダクトが売れなくなっていくのかも知れません。どうですか?車や家電メーカの現状は?
いかに、消費者が作りやすい素材や生産財を提供できるか?エコなのか?というのを提供できる企業が発展するということでしょう。DIYなメーカです。
そういうのを広めてくれる、Makeとかエレキジャックとか、そういう宣教師が、こういう不況で重苦しい時代に楽しめる気持ちを持たせてくれるのだろうと思います。
自分もそんな宣教師の一員になりたいと思ってます。

2009/02/12

Luaにハマっています。

久しぶりのエントリです。
どうもtwitter病にかかったらしく、ブログに手を付けられませんでした。
twitter病は、言いたいことが即座に言えてしまうために、じっくりと書こうと言う気持ちが弱まってしまう症状が出ます。
結果、タイムラインはあっという間に流れていき、自分の発言は遙か彼方に消えてしまいます。
自分がまさかtwitterにハマる、とは思っていませんでした。
なにしろ、人脈が薄いので、フォローがつくなんて想像もしていなかったんです。
でも、なぜか今や57人に達しました。
このブログの読者はそんなにいないと思いますが、あっという間のコミュニティの拡大にびっくりしているわけです。それも自分からフォローしたのは5人もいないのに。
だから、なおさらtwitterの魅力に引き込まれてしまいました。
twitterはtwitterでとてもいいので、今のまま続けていこうと思いますが、でも、長期的に残したいモノは、ブログで行かないと。

さて、前置きが長くなってしまいました。
実は結構いろんな内容をブログに書きたいと思っているのですが、しばらくぶりだと、どれからにしたらいいのか?

Arduinoは、PCINTのライブラリを作ったり、SPIライブラリを作りたいな、と思ったり。そして、Arduino題材の記事を書く機会をもらっていたりします。基本的な下実験は終わっているのですが、もうちょっとしたら、出版社に現状を話して、いつ出稿するかの摺り合わせをしないといけません。Arduinoのハックはそれが片付いてからにしようと思います。

また、モバイルエンターテイメントサーバの構想も周辺から固まっていて、色々なところにアイデアを話したりして、意外に感触もよさげです。こいつも近いうちにプロトタイプを作って、宣伝活動を活発化しないといけないです。Make:Tokyo Meeting03にも出したいですしね。
それに付随して、iPhoneアプリも作らないといけないので、結構負荷が高いです。

で、もう一つ余計なことを始めてしまいました。
この間、ネット系がらみで知り合った人にLuaという言語は軽くていい、という話を聞いたんです。
そうなんだ〜、と軽い気持ちで調べ始めたら、これがいいんです。
自分の守備範囲は、CやC++、Pythonと言ったところですが、言語で面白いなぁ、と思ったのは初めてなのかも知れません。
ずーっと今まで、ライトウェイトな言語をプアな組込みの世界に導入したいと思ってきました。それまではPythonはどうだろう、と思いながら、結構組込みにはヘビーだな、と感じていて、どうしようか迷っていました。PyMiteという組込み用オリジナルPythonもあるのですが、なんか自由さが足りない気が。
そこで、Luaがいいと聞いたわけです。
何がいいのか?
 1.Windows環境(X86)のバイナリで、インタープリタと静的ライブラリを含めて30kBくらいしかない。
 2.手続き系言語でシンプルな構成。それでもオブジェクト指向の要素も取り入れられる。
 3.C言語との相性がいい。
 4.PythonやRubyと違って、C言語のフルスクラッチでパーサやVMを書いてくれているので、ポーティングし易い(と思われる)。
 5.関数までデータとして扱う面白さ。
 6.コルーチンで疑似マルチタスクをOSを介さずに作れる。
 7.スタックレスで高速な動作が期待できる。

どうでしょう?結構いいでしょ?
なので、Luaにハマっているわけですよ。
こいつを16bitクラスのマイコンに導入できたら、自分の夢は半分は叶ったようなものです。
とにかく、トライしたい!
Luaそのものの勉強会とか、ソースコードのハックでパーサやVMの勉強をしたりしたいと思っているわけなんです。

と、いうわけで久しぶりのエントリは、Luaで決まり!になりました。
もっとLua人口を増やしたい・・・。

2009/01/17

一歩前進。

夢の実現に向かって、一歩前進を始めました。というより、これまでのアプローチによって周りから自分の背中を押され始めたのかも知れません。その力を梃子に出来るか?が私の能力になるのでしょう。
とにかく、私のアウトプットを色々な人に見てもらうことで、その真価が問われると思っています。
やはり、大きな転機の1年となりそうです。

2009/01/11

不況化における経営者の姿勢

不況化での経営者の姿勢とはどうあるべきなのでしょうか?

企業は人なり、と言います。
しかし最近は株主偏重の考え方が横行してしまっています。
私は、企業は従業員と株主の両輪で成り立っていると思っています。

こういうときこそ、人材のモチベーションを維持するのが経営者だと思います。人こそが企業のピンチを救ってくれる唯一の存在だと思うのです。株主はドライなのでピンチの時は損切りをして逃げ腰になります。

さて、ご多分に漏れず、私の会社ではこの金融危機から始まった経済不況の打撃をもろに受けています。
そこでとった施策は、なんと、従業員の給与カットです。
最も簡単に財務を改善できる手法です。
社員がモノを言わない体質であればあるほど、とてもやりやすい手法です。
私の会社では社員がモノを言わない風土なので、当然このやり方をとったようです。
経営側の態度は、これまでの景気上昇時にはバブル崩壊後の給与カットをなかなか解除せず、今回の不況では、あっという間に給与カットを実施しようとしています。
私は、この施策は短期的には効果はあると思いますが、中長期的には社員が疲弊して逆効果になる施策だと思っています。これは最後の手段に取っておくべきものだと思っています。
ちなみに今日の新聞に日本電産が従業員の給与カットを行うと出ていました。日本電産は、それでもちゃんと社員はついてくるでしょう。なぜなら、業績が好調なときにちゃんと給与をアップさせているからです。私の会社はそんなことは行っていないので、従業員に給与カットの正当性を説明できません。

私の会社もそうですが、本来やるべきは、こういうときにきちんと財務・事業・組織の構造改革をきちんと実施することです。長い目で見て企業存続が危ぶまれます。なにしろこれらが不況時における企業経営の悪化の原因だからです。

自己資本比率が低いことは、財務体質の悪化を意味します。なので、好況時にさっさと手を打たないといけない施策です。私の会社はこれを怠ったと言わざるを得ません。

不採算事業の整理を行わないことは、事業効率を低下させます。なので、それを放置した場合、不況時には大きな足かせとなります。私の会社はこれを怠りました。

従業員平均年齢の高さや無意味な管理職の存在は、人件費の増加を伴い、経営を圧迫します。なので、計画的に整理を実施しなければなりません。私の会社はセカンドキャリア制度などを実施していますが、不要な管理職増加については全く手を付ける様子がありません。

そういうことで、私の会社の場合、この不況によってかなりな痛手を伴うと予想されます。最悪の場合は、倒産の危機となることでしょう。そこそこの大きな企業ですので、従業員はまさか倒産なんて、と思っていることでしょうが、いやいや、かなり危険ですよ。
そういう風土の会社なので、場当たり的な給与カットがとてもやりやすいですね。
あ〜、最悪です。従業員はこの事態を誰も問題だと考えない。

経営者の施策として、きちんとした正しいリストラ(人切りだけじゃなくて、ちゃんとした構造改革)を実施しなければ、不況時に最も機能するはずの従業員を給与カットで疲弊させ、結果的に従業員のモチベーションは維持できず、自分の首をしめることになります。とにかく、株主はこういうときには全く機能しませんから。
私の会社はそういう結果になると思います。あと2年持つでしょうか?

私の予想通りにならなければいいのですが。